診療内容
外来担当医師のご案内
男性医師:青色
女性医師:赤色
午前(9:00~12:00)
月曜日 | 藤田将、藤田聖子 |
火曜日 | 藤田将、藤田聖子 |
水曜日 | 小田弘幸、木下由之 |
木曜日 | 藤田聖子、木下由之 |
金曜日 | 藤田将、藤田聖子 |
土曜日 | 藤田将、藤田聖子 |
午後(14:00~15:00)
月曜日 | 藤田将、小田弘幸 |
火曜日 | 藤田将 |
水曜日 | 小田弘幸、木下由之 |
木曜日 | 藤田聖子、木下由之 |
金曜日 | 藤田将、藤田聖子 |
夜(18:00~19:00)
月曜日 | 藤田将、藤田聖子 |
水曜日 | 小田弘幸、木下由之 |
金曜日 | 藤田将、藤田聖子 |
がん検診
子宮頸癌
子宮頸部細胞診を行います。異常が認められた場合、子宮頚部組織診を行います。組織診の結果、軽度異形成から中等度異形成の場合、HPVジェノタイプ検査を行い、HPVのハイリスク型の精査を行い、その後定期的に細胞診を行い、自然治癒を待ちます。
組織診の結果が高度異形成から上皮内癌の場合、円錐切除術による治療を行います。
※性交渉の経験のない方は可能性はほぼありませんが、リスクがゼロではありません。
※できる限り月経中でない時にご来院ください。
子宮体癌
子宮内膜細胞診を行います。異常が認められた場合、または子宮内膜の肥厚があり子宮内膜増殖症が疑われる場合、静脈麻酔を使って子宮内膜組織診(予約制の検査で日帰りです)を行います。
卵巣癌
超音波検査により、卵巣の腫大の有無を確認します。卵巣腫瘍を認めた場合、明らかな良性の卵巣腫瘍(卵巣囊腫)を除き、良性・悪性の鑑別のため腫瘍マーカーの採血やMRI検査(院外の検査)を行います。良性卵巣腫瘍(卵巣囊腫)で捻転のリスクがある5-6cmを超えるサイズでは、腟式(お腹を切らない)に卵巣腫瘍摘出か、腹式(お腹に2-3cmの小切開をくわえる)に卵巣腫瘍摘出を計画します。
※腫瘍が悪性の場合は当院では治療できないため、連携している病院をご紹介いたします。
月経不順・無月経
3ヵ月以上月経が無い状態を放置すると卵巣機能の低下を招くため、カウフマン療法にて月経を起こします。
月経困難症
鎮痛剤や漢方治療を行います。
しかし痛みが強く日常生活に支障がある場合、積極的に、低容量卵胞ホルモン・黄体ホルモン製剤(低容量ピル)を用いて治療しています。40歳を超えて治療を開始される場合、黄体ホルモン製剤や子宮内黄体ホルモン放出システムを使って治療します。
子宮筋腫
子宮の筋層にできる良性の腫瘍で、超音波検査により確認できます。
小さな筋腫や症状のない筋腫は定期的な超音波検査でサイズの確認を行いフォローします。
月経の量が多くなったり、月経が長く続くことで貧血が起こるようになれば、鉄剤の投与による貧血の改善や、ホルモン剤による月経量の減少を試みます。しかし、腫瘍であるため、根本的な治療は腫瘍の摘出です。
今後妊娠を期待される場合、筋腫のみを摘出する子宮筋腫核出術、妊娠の希望がない場合、子宮全摘術を行います。当院では、お腹を切らない腟式子宮全摘術を積極的に行っていますが、筋腫が大きすぎたり、癒着がある場合、お腹を切る腹式子宮全摘術が必要です。
不妊症
月経の開始日から数えて、3日目から5日目に採血によるホルモン検査、月経終了から12日目の排卵までの時期に子宮卵管造影検査(予約制)、12日目以降卵胞の発育を見る超音波検査を行います。また、精液検査も行うことができます。
自然に排卵が起こる場合、超音波により卵胞チェックを行い、性交のタイミングを指導します。
しかし、卵胞発育が不良の場合、飲み薬の排卵誘発剤を使って、卵胞発育を助け、超音波により卵胞チェックを行い、性交のタイミングを指導します。
飲み薬による排卵誘発剤でも卵胞発育が不良な場合、注射による排卵誘発が必要ですが、この場合、隔日に注射に通院する必要があります。
卵胞発育に合わせて、子宮内に直接精子を注入する人工授精も予約制で行っています。
体外受精など高度な不妊治療が必要な場合、関連施設であるふたばクリニックに紹介させていただきます。
男女産み分け相談
赤ちゃんの性別に希望がある方へ、男女産み分けに関するサポートを行っております。
お気軽にご相談ください。
更年期障害
漢方治療やホルモン補充療法(飲み薬またはパッチ)を行っています。
動悸(不整脈や甲状腺機能亢進症がない場合)や発汗、顔だけがほてるホットフラッシュにはホルモン補充療法が有効です。長期的に使用される場合、乳癌検診と子宮体がん検診を受けるようにしてください。加齢による変化である様々な症状やホルモン補充療法が無効な場合、漢方治療を行います。
子宮脱
加齢とともに子宮が下がってくる状態が子宮脱です。保存的治療の1つであるペッサリーを用いた性器脱整復を行います。
しかし、長期的な使用により腟炎を起こすため、子宮脱手術(腟式子宮全摘術、前後腟壁形成術)も積極的に行っています。
性病検査
子宮頚部のクラミジアや淋菌のPCR検査、採血による梅毒やHIVの検査を行うことができます。自覚症状がない希望による性病検査は、自費検査になります。
ブライダルチェック
子宮頸癌健診、貧血、風疹抗体価、クラミジアPCR、超音波検査を行っています。自費診療になります。
子宮頸がんワクチン
9種類のハイリスクHPVに対応した「シルガード9」を使用しています。
子宮頸がんの9割の予防効果が認められています。
接種希望の方は、ワクチンの在庫を予めお問い合わせ下さい。
避妊法
アフターピル(緊急避妊)
無防備な性交後72時間以内に薬を飲むことで、望まない妊娠を8割予防することができます。しかし、完全な避妊方法ではないため、月経が遅れる場合、妊娠検査をしてください。
ピル
毎日服用することで避妊効果は99%と排卵を抑えることができます。安全にピルを継続するために1年に1度は子宮頸癌検査、血液検査、尿検査を自費で行います。
なお、授乳中は使用することができません。
他院でピルを処方されている方や、インターネットでピルを購入されている方のピルの副作用の相談は受け付けておりません
避妊リング
産後2ヵ月から使用可能
IUS(子宮内システム:ミレーナ) | 黄体ホルモンを放出のため、避妊効果は99%と高いですが、挿入後数ヶ月は不正出血が高頻度に認められます。継続する場合、5年ごとに交換が必要です |
IUD(子宮内避妊用具) | ホルモンの放出ないため、 避妊効果90%とやや劣ります。2-3年で交換が必要になります。 |
人工妊娠中絶
妊娠12週未満の場合、予約制の日帰り手術です。予約日に来院していただき、静脈麻酔により寝ている間に、子宮に優しい吸引法を用い、子宮内容物を除去します。その後ベッドで十分休んでいただいて、帰宅していただきます。術後は1週間後、2週間後の診察で経過異常なければ、終了です。次回月経を確認するまでは、新たな妊娠はしないようにしてください。
妊娠12週から21週未満の場合、入院が必要です。入院日に子宮頸管の拡張を行い、入院翌日よりプレグランディン腟錠を定期的に腟内に挿入し、陣痛を起こします。入院後数日して有効な陣痛が起こり、子宮内容物が排出されれば、終了です。
その後は産後2日目に退院になりますが、退院時埋葬許可書を確認させていただく必要があります。
手術療法
円錐切除術
高度異形成から子宮頚部上皮内癌に対して行います。手術当日入院、脊椎麻酔を行い、高周波電気メスを用いて、子宮頚部を切除します。翌日、切除面の出血を確認して退院になります。(入院期間2日)
子宮全摘術
お腹を切らない子宮全摘術 (腟式子宮全摘術) |
経腟分娩をされていて腟の伸びがよく、また子宮が大きすぎない場合、腟から子宮を取ることができます。 手術前日の入院、術後6日で順調なら退院になり、術後の回復が早いのも特徴です。 (入院期間8日) |
お腹を切る場合 (腹式子宮全摘術) |
お腹を切って子宮を摘出する方法で、経腟分娩されていない場合、子宮が大きい場合、癒着により子宮の動きが悪い場合などに行います。 手術前日の入院、術後8日で順調なら退院になります。 (入院期間11日) |
卵巣腫瘍摘出術
お腹を切らない場合(腟式) | 手術前日の入院、術後2-3日で順調なら退院になります。 お腹を切る場合(腹式子宮全摘術) |
お腹を切る場合(腹式子宮全摘術) | 卵巣腫瘍の癒着がなく、小切開(2-3cmの創)で手術ができた場合、術後3-4日で順調なら退院になります。しかし、癒着等により皮膚に切開を大きくする必要がある場合、術後の入院期間は延長されます。 |
子宮脱手術(腟式子宮全摘術・前後腟壁形成術)
手術前日の入院、術後6日で順調なら退院になり、術後の回復が早いのも特徴です。(入院期間8日)
婦人科料金表
診察料
初診料 | 3,960円 |
再診料 | 1,430円 |
個室料金 / 1日
S室 | 12,100円 |
A室 | 9,900円 |
B室 | 7,700円 |
B'室 | 7,150円 |
C室 | 6,050円 |
2人部屋 | 4,400円 |
3人部屋 | 2,200円 |
婦人科手術・検査
子宮頸がん検査料(診察料、再診料別) | 4,400円 | |
子宮内避妊リング挿入 | IUD | 35,200円 |
IUS(ミレーナ) | 66,000円 | |
子宮内避妊リング除去 | IUD | 12,100円 |
IUS(ミレーナ) | 22,000円 | |
妊娠中絶手術 | 11週未満(麻酔含む) | 107,800円 |
12週以降 | 入院分娩料に準ずる |
文書料
証明書料 | 2,200円 |
一般診断料 | 5,500円 |
投薬など
経口避妊薬(1ケ月分) | 3,300円 |
※上記料金は保険適応外、公費によらない診察時の自費検査用です。
※上記料金は税込み価格で表示しております。